ギターの音色は浪漫で決める。
2020.07.12
Fender Custom Shop ’51 Nocaster Tele Pickups Setに換装した
ビルローレンス、BKIR-60G 奥井香契約終了後モデル (既に改造しまくり)




ですが、交換直前に
フロント、リア共に搭載していた国産GOTOH pickups との音の差が
あまりに小さく、ネット上で掲載されているNocaster Tele Pickups Set動画とは程遠い細い音が出ています。

音を出したのは、先日購入した VOX AC15limited warehouse 。

GOTOH pickupsは一個4000円程度、X2で8000円、本家 51 Nocasterは2個で20000円ですからねえ。価格差の音は欲しい。

う~~~~ん、とりあえず一日置いて悩んでみます。

一晩置いて寝て起きてから、今日はまずヒュース&ケトナー TUBE 20
アンプを変えてみる。
このアンプは購入から20数年使い倒していて、ヨーロッパ型ハイゲイン系なのでクランチはうんこサウンドしか出ないの知っているので試しもせず、中学3年の時に購入したwGUYATONEのハーフラック型TUBEオーバードライブでクランチ歪みを出して、アンプはクリーン設定、フクミヤ電子パライコをセンドリターンに接続、いつものハードロックセッティングのままで音出してみます。


すると・・・うお~~~~こりゃすげ~~~~ぶっといテレキャスサウンド出てますwww
官能的な音、これは気持ちが良い・・・思わず我慢汁出そうな具合w

これ何なの?VOX AC15と音全然違うじゃん。

これは何かがある・・・・
ギターの音色は浪漫で決めてきたしのちゃんなのですが、

 ”これは測定しなければならない!!!!!”
 
浪漫派しのちゃん、禁断の測定器を出してみましたw

単純に簡易的に行きます。アンプの音量は聴感上大体同じ程度に設定。
測定のサンプリングレートは64khzに設定してます。
(ここ重要!)44.1khzや48khzだと20K以上の微妙な所が
上手く出ず、88.2khzや96khzだと棒グラフが増え過ぎて見えにくくなるからです。
マイクはオーディオテクニカ ATL290 をアンプ前に設置です。


ビルローレンステレキャス Custom Shop ’51 NocasterをVOX AC15で
Eを弾いて、スペクトラムアナライザーで測定。
(図1)


次に、GUYATONE&フクミヤ電子パライコ&ヒュース&ケトナーTUBE20で鳴らして
測定します。
(図2)


このグラフを見て違いが解る人。マスタリングエンジニアやれます笑
じゃなくて、まず(図1)の低音のグラフ(緑色の矢印帯域)20HZ~100HZの低音域、最下部はなんと20dB以上も差があります。

(図2)GUYATONE&フクミヤ電子パライコ&ヒュース&ケトナーTUBE20は低音まで綺麗に伸びています。
中音域はまずまず、ピークディップがあるのですが、それなりに凸凹が小さく収まってます。
(黄色の矢印区間)
特に2Khzから上の周波数が綺麗な滑らかな減衰曲線に落ち着いています。
(赤色の矢印区間)

VOX AC15の曲線(図1)を見ると、ヒュース&ケトナーの20HZ~100HZ(図2)緑色矢印区間の低音域よりも全体的に20dB以上も低く、これでは明らかに低音域は足りないでしょう。音が細くなる原因はこれです。

通常で考えうる原因としては、AC15にローカットフィルターが入っている、と仮説されます。
そして、高音域2khzから上(赤色矢印区間)が、かなり凸凹な特性になっています。あのVOX特有のガツーンと耳に刺激的に刺さる魅力的な高音域は、この特性が原因でしょう。


音の違いは主に、ピックアップの特性ではなく、アンプの特性の差でした。


しかししかししかし、
これだけじゃ収まらんので、Gibson 57 classicを搭載した島村レスポールで、同じセッティングで測定してみようじゃないですか。

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ウソだよwwwwまた明日ねw
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