早速ラックから年代物エフェクターを取り外してギターに接続
2020.10.28
昨日の今日ですが、早速ラックから年代物エフェクターを取り外してギターに接続してみました。



なかなか壮観なもんです。漢(おとこ)のラックエフェクター。
昔のギタリストはこんなのラックマウントしてライブにレコーディングに持ち込みしてたんですよねえ。

んで、早速ですが、-10dBに設定してループスイッチャーに接続して音を出してみました。

ROLAND SDX-330・・・嘘だろこれwww
なんっつー太くて存在感のある音!!6年後の1999年に発売されたBOSS VF-1がまるでオモチャみたいなレベル。なんなのこれ?アナログ回路に滅茶苦茶金掛けてるのか?bypass時も全く問題なし。
(バッファードbypass)

ROLAND SRV-3030 
まあ、こんなもんかな。やはりリバーブ専用機、ディレイ機能が弱くディレイとしては役不足です。ギターアンプの場合はスプリングのほうが合うような気がします。
という具合ですが、直列接続でも劣化は少なくこれも行けるでしょう。
バイパス時のレベル設定が一切できないのでバイパス利用する場合はアンプかますとか、必要です。
(True bypass)

他、ROLAND RSP550、Lexicon MPX500も有るのですが、こちらはプロツールス直結してしまってるので今回はパス。
MIDAS DM12
2020.09.05
いやいやいや、現役エンジニア引退してからアナログミキサー買うことになるとは思いもしませんでした。



この年になって改造ギター、改造アンプ音の動画を録ってyoutubeにアップするようになったので、初期の2個位の改造ギター動画(命名ビルキャスター)は4000円の安価なバックエレクトレットのステレオマイクを直接一眼レフに接続して動画撮影を開始、正直音が細く面白く無かったのですが、島村レスポールの音をアップした時から突然音が良くなったことに気が付いた方も居るかと思います。

この時から実は、メインマイクをゼンハイザーMD421 MK2に、マイクプリアンプをGML 8304にしてベリンガーのミキサー(17年前の一万円もしない激安品)からアウトプットを一眼レフに戻して録画しておりました。基本、新規に機材購入せずにある物だけでやってきたのですが、さすがにベリンガーの激安ミキサーが足引っ張ってます笑。

そこで、なんかいいのないかなーと・・・・
GOKSOUNDの近藤さんが記事書いておられました。

https://www.snrec.jp/entry/productreview/2016/10/60254

2016年当時で、DDAがMIDASに買収されてMIDASのプリアンプを使ってDDAが作ったミキサー。
この当時はちゃんとDDAのスタッフに気を使っていたのか、DDA名義なんですよね。
私もDDAの8BUS卓でバンド録音してましたのでその音質は知ってます。安くて良い音。と言っても400万円位します。本物作ってた職人達は気難しいからねえ。

※写真はDDA CS8でレコーディングしている14年前のワタクシ。



2016年時、DDA DM12 は5万円弱ですが、

コロナ禍の現在。
とうとうDDAの名前は無くなってしまいMIDAS名義のMIDAS DM12に。
噂ではベリンガーの名前がチラホラするのですが、そこは見なかったことにします、世の中情報が溢れ過ぎて知らないほうが良いこともあるのです(笑)

・・・が、これが28600円とか有り得なくね?

ちょっと調べたら、サウンドクラフトも3万円台のミキサー、プリアンプにGhost搭載してるとか
有り得ないデフレ状態なんですけど。さすがに生産完了して上位に移行しましたがそれでも5万円とかありえないレベル。
最近の若者は知らんだろうから一応書いておくけど、サウンドクラフトって
https://www.google.com/search?client=firefox-b-d&q=soundcraft+ghost
こんなの作ってたハイエンドメーカーですからね。現在のサウンドハウスの商品リスト見て判断すんなよw俺も持ってたマッキー8busとはレベル違う会社だからね。

デジタル物はフォーマット変わったらほぼ全部ゴミ。
アナログは狂ってなければ死ぬまで現役。
今後はもう生産されなくなるでしょう。採算合いませんしさっさと購入しましょう。
AUDIO-TECHNICA AT9943
2020.08.15
現在、一眼レフに接続できるコンデンサマイクの殆どがプラグインパワー(カメラから電源供給専用)タイプで、これらのマイクは通常ミキサーのファンタム電源(48v)で使用することができません。



まあ、居酒屋にはあり得ない世界の名器がウチにはあるので、これらを使えば良い話なのですが、



例えばこの中のAT4050をステレオで立てる場合、このマイクとサスペンダーの重量を支えられる相応のマイクスタンドが2台必要で、電源が別途必要、と敷居が高すぎますし、もって歩けません笑

ワンポイントステレオ収録をするのに、最低限度の高音質で、一眼に装着してステレオ録音でき、かつ、ミキサーに接続できる電池駆動のちょうどいいマイク・・・・



AUDIO-TECHNICA AT9943 が製造完了してしまいました。

製造期間はかなり長かったため、中古で良く出るのですが、バックエレクトレットマイクには寿命があり(最近のは長寿になったようです)、素人が雑に扱っていた可能性があるので中古はリスクが高い。サウンドハウスは取扱い終了になっているが、アマゾン直売サイトには少し在庫があるようなので、さくっと買っておきました。
新品なら俺の寿命と同じ位は行けるだろう(笑)

んま~海外製の一眼用マイクとかありますけど、この価格とこの音質はやはりAUDIO-TECHNICAにしかできない感があります。

この10年、RODE NT4が既に6万円台に突入しているインフレ、採算が合わないんだと思います。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/65859/ 税込み63580円


写真は10年前の広告。RODE NT4は(税5%込)35800円だった。

この逆を行くのが CLASSIC PROのショートブームマイクスタンド



10年前はガタツキ、耐久性とも使い物にならなかったCLASSIC PROのスタンドですが、税込1650円でこのクオリティは凄い・・・・サウンドハウスがきちっと品質フィードバックしてるからなのでしょうかねえ。これはあり得ないクオリティです。当り外れ有りそうなので、買ったらすぐ全機能チェックは必須でしょう笑
モニターアンプ入れ替え
2020.02.23
自宅スタジオの機材を全て居酒屋しのちゃんに移設してスタジオしのちゃんを始めました笑
この際、30年使用していたsansui auα907-l extraアンプを分解してみたのですが、さすがに各パーツの劣化が酷く、モニター用で修理ですむレベルでなくなってきているので引退を決めました。

数年前お遊びで購入した CEC AMP3000



https://audio-heritage.jp/CEC/amp/amp3300.html


定価5万円、XLRバランス入力付き。
通常半固定で使うGAIN部品をそのままボリュームにすることで、ボリュームフェーダー不要でダイレクトコントロールで音質を追求し、ミュートしてもガリが爆音で出るとんでもない設計の品物です。(高いプロ用は普通VCAで対応する)
しかし、このクラスでは絶対あり得ない大きなトロイダルコアトランスを搭載し、
純A級作動、小さいコンデンサを多量に並列に並べることで莫大なコストダウンをしています。

中古で購入時、やはりとんでもないガリと左右の音量差が出ていてこりゃ絶対使えない、返品かな
・・・と思ったのですが、出ている音がやたらといい。いいどころがとんでもなく良い音が出てます。これがsansui系のNFBのパワフルサウンドでは得られない、NONE、NFBサウンドなのか。パワーはないけど、奥行きのある音像は高級オーディオ的なとても魅力的です。

ネット情報を根深く掘った所、このモデルは半固定部品を可変にしていることでリーク電流があり、ボリューム部品に結晶が出来て固着し、ガリが出るということが分かった。
実は、C.E.C AMP3000、このガリのせいでボリュームを固定させたまま使う人が多く、動かさないで電源オン、オフを繰り替えすともっとガリというかバリバリ音が増える悪循環にはまります。

分解してまずボリューム部品を徹底清掃します。

一度綺麗に清掃したら、電源を入れる前に一度、ボリュームをゼロからフルテンまで回してから電源を入れる。
使う前に、一度このおまじないをするだけでガリは全く出なくなります。使った日だけで大丈夫です。一か月開けてもガリ出ません、使ったら必ず次回一度ゼロからフルテン回せばOKです。

たったこれだけでこの音質を得られるなら素晴らしいことだと思います。

面倒くさい人はもっと高いの買いましょう笑

- CafeNote -